Oto-warehouse(オトワレハウス)企画

ジャンル: 企画

写真:Takahito Yamashita

Oto-warehouseとは、所属しているサークルである「DHU Audio Club」 略して「DAC」のDJ・VJ・LJ複合イベントのことです。駿河台ホールの扉を開けたら音であふれている、「音の倉庫」を表したく、サークルメンバーの音楽の趣味も相まって音はそのまま「Oto」と、倉庫は「Warehouse」という英単語に置き換え Oto-Warehouse(オトワレハウス)としました。

これまでで全2回行われています。

第一回目のvol.1では知見不足により照明まで手が回らずDJとVJのみという形でしたが、vol.2では満を持してDJ・VJ・LJ複合イベントが達成されました。

秋葉原にある「mogra」という箱が大好きだった私が、企画の発案者として企画・制作・現場すべてでディレクションや統括に携わりました。DJはサークル内に沢山いたためVJやLJに専念し、配線や会場図の制作までも行いました。

vol.1は1日で70~80人ほどの方に来場いただき、同時に甘すぎる防音対策で苦情も何件か頂きました。そんな失敗を生かし、vol.2では簡単な機材レイアウトや本格的な建て込み/解体の指示書を用意し、設営もぬかりなくマネジメントしました。

Vol.2はボイラースタイルを採用したものの、3月の開催ということで参加者はかなり少なかったのですが、駿河台ホールで行う音楽イベントとしてはかなり効率の良いスペースの使い方を実践しました。

VJはプロジェクターにSDIを、LJはDMXを引き回しDJは駿河台ホールに置いてある4chスピーカー(SX300)とパワーアンプ、アナログの2Uぐらいのイコライザを駆動し定例の学事では味わえない音場・空間を実現できました。

このイベントを開催したことは、DJ/VJイベントの配線を実践し、理解することができる良い機会になりました。

vol.1の様子。VJしか用意できず、なんとなくその場でやりました感が否めませんでした。

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vol.2の様子(3枚)。ライトも導入され、面白い企画も次々に行われました。

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ブラウン管楽器体験の様子。縞模様の密度で音程が変わります。手を繋いで通電し、プラグを付けていない人でも演奏することができます。

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VJとブラウン管ドラムのコラボレーション。

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